ストレス社会におけるアロマテラピーの役割
現代社会はストレス社会とも言われています。知らず知らずに多くのストレスを抱え、体調不良の原因にもなっています。私たちを取り巻く心身症の多くがストレスが起因しているといっても過言ではありません。そのストレスが原因のトラブルをどうやって対処していくかは、現代人であるわれわれの最大の関心事です。
人類は昔から病になると身のまわりにある植物を利用して自らを癒してきました。この自然のものを利用して自らが有する自然治癒力に働きかける治療法を「自然療法」と呼んでいます。
自然療法には食事療法、水療法、鍼灸療法などのさまざまな種類があります。そのなかでも身のまわりにある植物を利用する療法は最も手軽で、最も歴史の長い自然療法だといえるでしょう。アロマテラピーという言葉自体は1928年にできたもので比較的新しいですが、その療法は古代エジプトの時代からおこなわれてきたものです。その太古の昔から受け継がれてきた自然療法が、現代というストレス社会で今一度見直されてきたのです。
心身症とは心理的な要因が原因で身体に症状があらわれる病気のことです。このようなストレス社会が進むなかで、心身症もさまざまな広がりを見せています。心身症で身体にあらわれるものは、西洋医学での対処が可能ですが、その根っことなる心や精神のケアをしなければ、いくら手術をしても薬を飲んでも根本的な解決にはなりません。このような心や精神のケアは東洋医学やアロマテラピーのように五感をうまく刺激することで、脳や感情に働きかけ、ストレスを少しでも取り除くことが有効になります。