免疫のメカニズム
私たちが少しやけどや切り傷をつくっても、放っておけば自然に治って傷口もふさがります。人間の身体にはこのように自らが治る自然治癒力が誰にでも備わっています。免疫系は自然治癒力の大きな柱ですが、治癒のメカニズムには自律神経系や内分泌系が相互に関連し合って働きます。
心身ともにリラックス状態のときは、免疫力が高まっているので病気になりにくく、悩みや心配ごとがあるとその免疫力が弱まり病気にかかりやすくなることを、私たちは長年の経験上わかっています。ことわざにもあるように「病は気から」で、アロマテラピーはこの点を特に重要視しています。
それに対して近代医学は、外科的手術や抗生物質のような医薬品は、病気の部分だけを集中してたたくことでほかの健康な組織も傷つけたり、身体全体の免疫力を弱めたりすることがあります。アロマテラピーと近代医学ではこのように考え方も違い、作用するレベルも異なるので、相互の併用も可能です。近代医学の療法で弱くなった免疫力をアロマテラピーで補うことができるので、それぞれをうまく利用していくとよいでしょう。